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基本情報 アンデスの歴史
 壮大な地形と気候が織りなす大自然が広がる中央アンデス。そこには、紀元前3,000年を過ぎる頃、人々の定住がはじまる。
 この地域は、大きく分けてコスタと呼ばれる乾燥した海岸砂漠地域、シエラと呼ばれるアンデス山脈に広がる山岳地域、アンデス山脈東側斜面からアマゾンに続いているセルバと称される森林地域からなる。変化に富んだ自然環境を巧みに利用しながら、古代の人々は次第に社会を確立していった。プレ・インカからインカにかけて受け継がれた優れた文化は、今から4,000年ほど前から築かれてきたとされる。
 人々は温暖な海岸地帯で最初の文化を開き、のちに肥沃な土地があるアンデスの谷間へと移り住む。灌漑用水路を作り、遠くアンデスの山々から水を引き、高度差を利用してジャガイモをはじめとするさまざまな植物が栽培された。
 紀元前1,500年を過ぎると、骨や石を細工した装飾品や土器、織物などを制作する技術が広まる。美しい装飾品で彩られた神殿中心の社会が拡大し、また、自然崇拝の宗教的統一を果たしたことで、独自の優れた文化へ発展した。
 しかし、悠久のアンデス文化を知る重要な手がかり“文字”の発見は未だにされていない。明確な年号を伴った区分ができないアンデスの歴史だが、地道な研究によって少しずつ明らかになってきている。


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